整体の施術法のご紹介

このページでは、整体院すいっちで受けていただける整体の施術法をご紹介していきます。

整体とひと言に言っても、その施術法は整体院や整体師によってさまざまです。

そのため「ここではどんなことをするのだろう?」と不安に思われると思います。

そこで、具体的にどんなことをやるのか、どんな理論に基づいているのかなどをご紹介していきます。

当院のお客様にもご協力いただいて施術場面の動画もございますので、参考までにご覧ください。

以下、当院で受けていただける3つの施術(操体法・内臓マニュピレーション・頭蓋仙骨療法)についてそれぞれご紹介していきます。


1.操体法

橋本敬三医師
操体法の創始者 橋本敬三医師

操体法とは、仙台で活動されていた故・橋本敬三医師(1897年~1993年 写真)が創始者の施術法です。

 

橋本医師は痛みや痺れと言った慢性的な不調を抱えた患者さんを診療していた際に「慢性的な症状を抱えた患者が西洋医学では良くならない。どうしたら良くなるのか」と悩んでいました。そして、そういった慢性的な不調を抱えていた患者さんたちが、鍼灸治療やカイロプラクティック、整体など、いわゆる民間療法で良くなっていることに気付きました。そして、さまざまな民間療法の実践者を自院に招き、教えてもらっていく中で生まれたのが操体法です。つまり、操体法とはさまざまな治療法のエッセンスがつまった施術法であり、対応できる不調・症状の幅も広いのが特徴です。

 

操体法では微細な骨格の歪みが不調の原因であるとし、施術を通して骨格の歪みを調整していきます。骨格が歪むことで、それに付着している筋肉も縮んだり伸びたりしてコリができます。また、神経も伸ばされて痺れになったり、血管がつまって痛みが慢性化したりします。骨格の歪みを修正して体のバランスを取り戻そうというのが操体法の基本的な考えです。

 

そして操体法において特徴的なのは以下の3つが挙げられます。 

①体を気持ちいい方、楽な方、痛くない方に動かしていく

②痛い部位にいきなり触れない

③患者さん自身が動いていく

というものです。

整体師がバキバキ・ゴリゴリするのでなく、患者さん自身に動ける範囲で無理なく動いていただく方法のため、体への負担が少ないと言えます。

また、何よりも「気持ち良さ」や「痛くない」を重要視しているので、比較的安心・安全な方法だとも言えます。

何より「気持ち良い刺激」では脳内で痛みや痺れを抑制する物質が出ると脳科学の世界では言われているので、痛みや痺れを解消していくにはぴったりの方法です。

  

操体法をより効果的にするには、あなた様があなた自身の体への問いかけをすることが大事になります。

痛いところばかり注目するのでなく、どの方向ならば痛くないのか?気持ちいいと感じる方向はないのか?そういったポジティブな反応が体に眠っていないかを観察するクセをつけられると、どんどん体は良くなっていきます。

 

これは日常生活にも言えることなので、痛い方ばかりに注目せずに、自分の体の良いところも認めてあげてくださいね。

操体法とは逆に、痛い方向に無理やり動かしていく治療法もありますが、それは「これ以上動かしたら体が壊れてしまう」という体の声を無視してしまっている可能性もあるため、痛いのが苦手な方には操体法をオススメいたします。

 

操体法とは具体的にどんな方法なのかは、参考までに以下の動画をご覧になってください。

首と腰の痛みがある方に無理なく動いていただき、私は少しだけ足から刺激を入れてお体を調整させていただきました。


2.内臓マニュピレーション

内臓マニュピレーション
内臓疲労も体の不調の原因になります

内臓マニュピレーションを簡単にお伝えすると、内臓に軽く圧をかけて循環を良くし、内臓の疲労を解消していくものです。

 

内臓は、実は体の症状に大きく関係しています。ひとつの例として関連痛というものがあります。関連痛とは、痛みの原因が生じた部位と異なる部位に痛みが出ることを言います。例えば、肝臓ならば右肩周辺、心臓ならば左肩や腕、腎臓ならば腰や脚などに痛みや痺れが生じることがあります。この関連痛は内臓に疲労が溜まると生じると言われています。また、内臓はお腹や背中に付着しているので、内臓が疲労すると体を内側から歪ませます。姿勢が悪い原因は、もしかしたら内臓に原因があるかもしれません。

 

体の中にある内臓とは言え、実際の施術ではグイグイ押すようなことはしません。内臓はとてもデリケートな組織のため、触れているくらいの刺激で反応します。内臓に熱と圧を加えて血流を良くすることで、内臓の疲労を改善していきます。内臓の位置を整えたり、硬さ・重さ・疲労を改善していくことで、痛みやコリだけでなく、体質(下痢・便秘・アレルギー・生理の諸症状・不妊など)を改善していくことができます。また、内臓が疲労する原因の多くには日常生活にありますので、疲労している内臓を明確にした上で生活習慣のアドバイスもさせていただきます。食事や生活環境の改善もできることからやっていきましょう。

 

また、内臓マニュピレーションの一例としては以下の様なものがあります。

内臓の調整にて、腰の痛みと体を反る動きを改善していくことができました。


3.頭蓋仙骨療法

頭蓋骨の図
頭蓋骨は23個の骨でできています

頭蓋仙骨療法もオステオパシーの治療法の中の1つです。頭蓋骨から仙骨(骨盤の骨)は背骨の中にある硬膜(こうまく)という膜で繋がっています。そしてその中には体の司令塔とも言えある中枢神経(脳・脊髄)が収められており、その周りを脳脊髄液(のうせきずいえき)と言われる液体に浸され、栄養を補給されたり、老廃物を排出されたりしています。

 

実は頭蓋骨は23個の骨が組み合わさってできています(図を参照してください)。そしてそれぞれの骨がわずかに動くされています。頭蓋骨(23個の骨)から背骨(合計24個)、仙骨まで脳脊髄液が流れていますが、これらが歪んでしまうと脳脊髄液の流れが滞ってしまいます。そうすると体の司令塔(脳・脊髄)の働きが落ちてしまいます。その結果として、例えば不眠、食欲不振、倦怠感、慢性的な疲労感、うつといった症状が出てしまうことがあります。また頭蓋骨には目や耳、鼻など感覚器官が多いので、頭蓋骨の歪みからくる乱視や難聴といった症状が出てくることがあります。歪んでしまう原因としては日頃の姿勢や食事などの生活習慣、ストレスなどが考えられます。

 

さて、ではどうやって頭蓋骨や背骨の歪みを改善していくのか。これらは前述の通り、内側ですべて膜でつながっています。実は、この膜には動きがあって、0.02mmという非常に微細な動きを1分間で6~12回というサイクルで動き、脳脊髄液の産生と吸収を行っています。このリズムに合わせて非常に微細な刺激でかたくなった部分を動かしていくことをしていきます。その刺激する圧も5gタッチと言われるほどの軽いタッチで頭蓋骨の歪みを正し、体の中にある膜の動き・脳脊髄液の循環を改善していきます。骨格の歪みを正し、脳脊髄液の流れを良くしていくことで、前述した症状の改善の他、全身の筋肉の反応が良くなるなど、運動のパフォーマンスの向上をすることもできるようになります。

 

参考までに頭蓋仙骨療法の施術は以下のように行っていきます。頭蓋骨の調整で細身の女性のバランスや体の力強さに変化が見られました。

 


当院ではあなた様に合わせて、これらの施術法を組み合わせてご提供していきます。

基本的に刺激が少ないため、特に最初の方では「何をしているのかな?」と感じられる方もいらっしゃいますが、体の内側では確実に変化が表れています。

これらに加え、日常生活において症状や出にくくなるようにセルフケアやお食事などの生活習慣についてのアドバイスをさせていただいております。

施術とアドバイスであなた様自身の自然治癒力に『すいっち』を私が入れていきますので、一緒にがんばっていきましょうね!

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